今週のあなたへ
- 2016.03.20 Sunday
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速秋津日子神/速秋津比売神 はやあきつひこのかみ/はやあきつひめのかみ
私達にゆだねてください。握り拳をひらいて、手を離し、流れるままにゆったりと海へ向かいましょう。力を抜いて、手を離せば、重いものは下へと沈みます。ただ水面に浮かび、永遠の一部になるのです。もう自分の正しさを証明する必要はありません。
テーマ
手放す事がもたらす開放 自分自身へ戻る
神 社
隅田川神社(東京都)など
カードのメッセージ
速秋津日子神と速秋津比売神は河が海へ注ぎ込む「水戸(みなと)」の神、河口の神であり、禊の神様です。速秋津日子神は河を、速秋津比売神は海を司ると言われています。
この神様はしがみついているものを手放しなさいと伝えています。身体も怪我をすると、その場所のまわりに筋肉が集中し、固まってしまいます。恐れの為に、また安定を得ようとして、逆に無意識にしがみついてしまうのです。心も同じことが起きています。
身体を実際に横たえてみましょう。そして、完全に重力に身を任せてみるのです。水に浮かぶように力を抜いて。そうすると、身体がゆるんできます。いらないものが重力に任せて滑り落ちていく感覚、身体が開いていく感覚を意識してください。身体とともに心も緩みます。
傷ついた過去があるなら、そこに向き合い、意識的に手放しましょう。自分が正しかったということを証明する必要はありません。正しくあろうとするより、過 去を水に流してハッピーになりましょう。ヒーリングミュージックでも聴きながら、押し入れや物置をすっきりと片づけてください。速秋津日子神と速秋津日売 神がお手伝いしてくれます。
そして早起きして、太陽が昇る崇高な一瞬に立ち会い、原初のエネルギーを受け取りましょう。自分のもつ本来のエネルギーがよみがえります。
また海や川、プールで泳ぐのも良いでしょう。
このカードをひいたあなたは、今から手を洗ってみましょう。速秋津日子神と速秋津比売神のエネルギーがあなたに降りてきます。
−出典:日本の神様カード−
事代主神 ことしろぬしのかみ
ほっとしていいのです。
私があなたの旅の安全を約束しましょう。あせることはありません。
目先にとらわれることなく、ゆったりと寄せては返す波のように、のんびりと物事を長い目でとらえましょう。
そして、言の葉を集め、知ることです。
テーマ
大いなる安心感 長い目で見る 与えられている時間に感謝する
神 社
美保神社(島根県)、今宮戎神社(大阪府)、長田神社(兵庫県)、三島大社(静岡県)など
カードのメッセージ
大国主命の子である事代主神は「事を知る]の意味で、託宣を司る神、神の言葉を伝える存在です。
今、事代主神の大いなるエネルギーが降りてきました。それは宇宙の理を表す母体、ソースのエネルギーです。だからもう大丈夫です。
海から来た事代主神は海上の安全を守る神です。私たちは生まれたときから死を迎えるまで、人生という海を航海していますが、その旅を安心して続けていいと、このカードは伝えています。彼の懐に入り、ゆっくりと安心してください。
目先に囚われないで、高い視点から今を眺めましょう。あせりは真理からあなたの目をそらせます。旅はいつか必ず終わります。今、与えられている時間に感謝して、旅行を楽しんで下さい。
また事代主神は、目についた本を手にとるようにと言っています。まんがでも構いません。あなたに必要な情報がやってくるでしょう。正しい知識は「安全」につながります。知識を広げ、深める時です。図書館に行っていませんか?
−出典:日本の神様カードー
月読命 つくよみのみこと
月 を読み、付き(幸運)を読み、あなたの中の霊力を信じなさい。透き通るような月の夜に、あなたは神秘の扉を開き、深い夢の海の底に降りていくのです。私の 奏でる横笛の調べを聞きなさい。歌を聴き、涙を聞きなさい。そうすれば、色や香りの響きが聞こえてくるでしょう。あなたが時を読み解き、数を読み解き、波 を読み解くことができるように、私が助けましょう。
テーマ
神秘の時を見る 感性をみがく 男性性と女性性のバランス
神 社
松尾大社の摂社の月読神社(京都府) 皇大神宮の別宮の月読神社(三重県)月読神社(青森県・茨城県・神奈川県)など
カードのメッセージ
このカードをひいたあなたに、今神秘の扉が開かれました。いよいよ霊的な世界へ入っていく時が来たようです。月読命は、あなたがすでに持っている霊力に気付くことができるように、その光であなたを照らします。思考をすて、ただゆだねてみましょう。
月読命は聴覚が、新しい感覚を広げるキーになると伝えています。この世界はすべて響きで成り立っています。響きに呼吸を合わせれば、五感を超えた知らせを受け取れるようになるでしょう。時を読めるようになるのです。
太陽の神、天照大神の対になる月の神が月読命で、不老不死や若返りを司る神秘の神です。昼は夜の美しさをより際立たせます。
月読命は男性性と女性性の双方のエネルギーを兼ね備えた神で、女性の中の男性性、男性の中の女性性の豊かな表現を許し、バランスをとります。
十九(つく)は数秘で言えば十となり、一つのサイクルの完了を示しています。二元的なものが統合され、新しいものが生まれる暗示。月はそのまさに生命のサイクルの象徴でもあります。
あなたの中の陰と陽のエネルギーがバランスし、統合されるように、月読命のエネルギーを召還してください。バニラの香りが、月読命のエネルギーにあなたをつなげてくれます。
出産を控えた方も、月読命に祈ってください。そのバランスのとれたエネルギーは、お産を安全で楽なものにしてくれるでしょう。
−出典:日本の神様カード−
大屋毘古神 おおやびこのかみ
樹木はただそこにあり、体験し、自らを悠久の時の中に知るのです。天と地の間で調和をとりながら、外に起きている出来事を個人的に受け止めはしません。日照りが続いても、それを自分のせいとは思わないでしょう。大きな木のように、大地に根を下ろして、自己中心性という眠りから覚める時が来ています。
テーマ
現実を自分のうちに見つける 古いパターンに気付き手放す
神 社
五十猛神社(福岡県) 伊太祁曽神社(和歌山県) など
カードのメッセージ
大屋毘古神は別名を五十猛命といい、木の神様です。高天原から大木の気の種をたくさん携えて地上に降りてきたので、日本は緑深い国になりました。
今まで放置していた問題や過去の出来事が、再び浮上してくる兆しが見えます。大屋毘古神は、本当の現実とは自分の内側にあるのだということを思い出させてくれる神様です。過去の出来事や、今まで見たくなくて見てこなかった物事は、あなたが内側を見るチャンスを作ってくれます。
ここで、きちんと自己を見つめ対処すれば、逆に素晴らしい幸運をキャッチすることに直接つながります。古い自分のパターンを見つけましょう。パターンが始まったのは、いつからでしょう?
原因をさぐり、パターンに気付けば、おのずと手放していくことが可能です。
外の出来事に対して、自分が反射的にとってしまう行動を観察してください。古い習慣を手放し、自分が世界の中心であるという幻想から目を覚ますお手伝いをしてくれます。
野外に出て、大きな木に触れてみましょう。抱きついて、その樹木と話してください。木は偉大な教師です。
−出典:日本の神様カードー